残り湯を利用した洗濯のメリットと注意点

残り湯を利用した洗濯

お風呂の残り湯で洗濯している家庭は案外多く、2010年にライオン株式会社が実施したアンケートでは、東京都では 72%にのぼるという結果が出ています。

節水になるので積極的にやりたいところですが、 真水より雑菌が繁殖していそうですし、洗濯物に 嫌なにおいがついたりしないのか、汚れ落ちはどうなのか、 気になるところです。

残り湯での洗濯にはどんなメリットや注意点があるのでしょうか。

1. 汚れが落ちやすくなる
残り湯の温度は真水の温度よりぐんと高いです。
皮脂汚れはお湯の方がよく落ちますので、残り湯洗濯は適していますね。

2. 洗剤がよく溶ける
洗剤、特に粉タイプはよく溶かして使うのが大事ですが、水だと溶けにくいのは事実。
特に冬場の水温はかなり低く、洗濯機にそのまま入れたら、とけなくて衣類に付着していたというケースもあります。その点、残り湯はあたたかいので、洗剤が良く溶けて汚れ落ちもよくなるメリットがあります。

3. 節水になる
新たに水道水を使わない分、節水になります。
電動ポンプを利用した電気代を考えても、残り湯による洗濯の方が経済的にも節約になります。

以上が残り湯洗濯のメリットです。
ただし、真水と違い洗濯に利用する際にはいくつかの注意点があります。

※すすぎは真水で
洗うのには適している残り湯ですが、真水に比べれば細菌が多いため、すすぎには使わない方がよいでしょう。 高温乾燥機を使うならいいのですが、普通は外干し等の自然乾燥。衣類に菌が残りやすく、臭いの原因となるからです。

※洗濯に利用できない場合も
入浴剤を使った残り湯は、種類によっては洗濯物へ色移りしたり、洗剤の洗浄力に影響を与えます。 入浴剤の注意書きに、残り湯を洗濯に利用しないで下さい、と書かれていたら、洗濯は控えた方がよいでしょう。